blockhead- The strain
このブログblockheadの話ばっかじゃん
うるせー
だって妙な曲があるんですもん
Blockheadがセルフリリースした3rdアルバム(セルフリリースとしては一作目のはず)
Uncle Tony’s Coloring Book
の大好きな一曲The strainが想像以上にキモかったので紹介します。
曲聴いてる時にちょっとキモいのかな?と思ってたけど歌詞見たら衝撃でした。
曲調はとてもゆったりしててお洒落、私は結構ノスタルジックな気持ちになる優しい曲なんですが、歌詞が…
歌詞というかこの曲歌はそんなにないんです。ただなんかいろんな人が喋ってる。和訳してみたのでちょっと見てください奥さん。
The strain(染み)
川のほとりで立っていた悲しきインディアン、若い彼の勇気
川の反対側のほとりでは、彼の愛しいインディアンのメイドが立っている
小さな白い鳩
これが彼女の名前
なんて愛しい光景だろう
しかし二人の民族はお互いに争っていた
だから二人の愛は決して実らなかった
「あなた、私の夫を助けられないかしら
彼はいつも酷い悪夢を見ているの。一生懸命走って走って逃げるんだけどどこにも行けないのよ」
…決してできなかった
緊張を感じて君は染みを見る
そして君は二度と帰って来られない
男「メス」
女「メス」
男「ガーゼ」
女「ガーゼ」
男「もっとガーゼ」
女「もっとガーゼ」
男「もっとガーゼ」
女「もっとガーゼ」
男「もっとガーゼ」
女「もっとガーゼ」
…
男「あともう少しガーゼ」
女「もうガーゼは残ってないわ」
男「あれで全部か?」
女「えぇ…なにが起こったのかわからないけど、元々小さな一巻きしかなかっ…」
男「スポンジをくれ」
女「スポンジ」
男「クランプ」
女「あなたもうクランプ持ってるわ」
男「縫合糸」
女「あなたもう縫合糸持ってるわ」
男「イーディス?」
女「なに?」
男「愛してる」
女「お願い、お願いだから…」
こんな感じです。
なぜ手術をしてるのか。悲しいインディアンの二人の話ししてたのに、なぜ最後手術をしてるのか。さらに妙に気持ち悪いのが、途中の君はもう帰って来られないって部分。なんで…?染みの一節は英語だとfeel the strain, and see the stainで韻を踏んでていい感じなんですが、意味的には染みってなんの染みなの?っていう。染み見てた人、なぜ帰って来られない。
Blockhead は基本全部サンプリングなので色んな所から一部分引っ張ってツギハギにしてるんですよね。なので、わざと一つの物語になるように繋いでいるのか、それともただ曲に合わせたとか別の狙いがあって繋いでるのかわからないのでこの歌詞についても、全てを一つの話として考えていいのかすらわからないという。
ただとにかく毎回Blockheadは色んな所からフレーズを引っ張ってきてコンテクストを剥いだ上で並べて気持ち悪くするのが上手いなと思います。だから好き!Blockhead !!
こんな訳の分からない感じの紹介最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。
最後に曲のリンク貼りますね
Apple music→ https://music.apple.com/jp/album/the-strain/1180819238?i=1180819309&l=en
Spotify→https://open.spotify.com/track/4OmwgrgrR8beLcmFu6kbdT?si=8-5SyF3fROuMEHu152HsfA